ごろうさん、がんですって

すい臓がん、肺がんの術後に、ココロとカラダの充実生活を目指します。

手術室へ

朝の8時半

準備を整えて

歩いて手術室へ


すぐに麻酔の処置をされ

夢の中へ


予定では

腹腔鏡で腹膜播種の有無を調べ、

そこをクリアできたら開腹手術


すい臓の尾部と脾臓を切除する

ガンが浸潤している動脈部分も

切り取り、場合によっては

動脈再建の手術が必要になる


放射線でやっつけたガンは

カリカリになっていたりで

とても手強いそうだ。


あらかじめ言われていた

手術時間は9時間


実際には8時半スタートで

終わったのは23時だった。

もちろん夢を見ていた自分には

わからない。待つだけの家族は

どんな思いだったろうか、、、


早く終わればそれは転移があり、

積極的な手術は勧められないこと

時間がかかるほど深刻な状態と

考えられる。


何だか夢を見ていたのに

急に起こされて、身体中が寒く

ブルブルガタガタ震えた。

家族への挨拶をかろうじて

して、そのままHCUに


その晩は寒さと痛みで本当に

苦しかった。全然時間が進まず

長い長い夜になった。


看護師さんによると

その夜は40度の熱が出たそうだ。