不安と感謝
37度台の熱と気持ちの悪さ、ズンと重い関節と筋肉の痛みは続いて、抗がん剤治療に身体がびっくりしているのを実感する。とにかく寝てばかり。
昼過ぎに奥さんが来て、夕食後に帰って行く。
忙しいからもう帰っていいよ、という気持ちと、もう少しいてほしいという気持ちが混ざって、まるで子供みたいにぶっきらぼうな態度をとってしまう。夜の駅に向かう彼女に、毎回病室の窓から手を振って見送っていた。
もちろんどこにいるのかなんて見えないけど。
夫のガンに動揺しているはずなのに、いつも優しく穏やかでいてくれる。とにかく感謝なのです。
夜は2時間おきにトイレに行き、オキノームもらおうか考えながら寝てしまうパターンが多かった。
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