ごろうさん、がんですって

すい臓がん、肺がんの術後に、ココロとカラダの充実生活を目指します。

「膵臓がん患者と家族の会」に参加

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ありがとうございます。


 2月27日にキノシタさん主催の
「膵臓がん患者と家族の会」に参加しました。
今回は東京会場でのリアル参加とzoomでの参加というハイブリッド開催!


 セッティング等、参加者には分からない大変さがあったはずですが、こういった機会を通じて日々アップデートされる情報発信を続け、全国の患者の支えとなるキノシタさん、運営スタッフの皆さんにはただただ感謝です。


 そして今回の講師は患者のwさん、stageⅣの膵がんで、mFOLFIRINOXの治療を3年
(70回超!)も継続されつつ、なおかつ元気に生活されている方でした。


 治療の経過や副作用の状態、それにトライされている代替医療などについてもわかりやすく説明されており、冷静にご自分の治療と向き合っていらっしゃることがよくわかりました。パワポもスッキリ要点が整理されており、自分の仕事上の参考にもなりました。


自分の膵がんについては幸いにも2018年にコンバージョン手術を終えて「経過観察中」であり厳しい状況に追いやられていた頃のことはだいぶ忘れてしまっているような気がする、、、

 

もちろん、再発や新たな癌の発症(事実、現在肺については検査中)など、不安はありますが私の目下の課題は

経過観察期間をどう過ごすのか」ということです。


 基本的にがんは完治することはなく、油断していると再びやってくるであろう、という前提で生活しています。「希望はあるが最悪もある」というスタンスで、術後のオプション期間を生きてます。

時間がどれだけあるかわからないので「あの時やっておけば良かった、、」はNGワードです。


 会社は本当に理解があり、自分のペースに合わせて仕事を再開することを許してくれています。

同じような病気の職員もいるので、「病気を抱えながら仕事をする」とか、「病後に仕事復帰していく」という職場でのスタイルづくりのために頑張りすぎは良くない、と自分に言い聞かせています。
 

 そういうわけで今は入院中に家族と考えた
もし、退院できたらやってみたいことリスト」を着々と実行しています。
がんによって自分の命と向き合うという経験がなければ、とても考えもしなかったであろう業種をのぞき見したり、隙間時間でできるバイトにも手を出しています。


 それは驚きと発見、プププと笑ってしまうような失敗の毎日です。
でもね、そこの迷っているがんサバイバーのあなた、新しい世界のドアを思い切って
開いてみることをおすすめしますよ。だって時間は限られているかもしれないから。


 まぁ、、失敗ばかりでしょう。そんな時はごろうと一緒にプププって笑いましょう。
大丈夫です。うまくいかないのはがんのせいです。
本気出せばあなたは当然のように凄いけど、がんだからカッコ悪くても良いのです。


 たくさんあった「やりたいことリスト」がもうすぐ、スッキリしそうな感じ。
本当に家族、医療スタッフ、仲間に感謝です。
と言いつつ、新しいリストをどんどん作りますが、、、


最後にキノシタさんのリンクを貼っておきます。
迷っているときはその道のセンパイを尋ねると良いことありますよ。


検査です


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血管外科の検査に行ってきました。

膵がん手術の際に再建した動脈は

閉塞しているそうで。


ひゃー、大丈夫なのか?

閉塞した血管は体の中でどうなるの?

ちょっと怖くなる。


しかし、

側副血行路の頑張りで、

肝血流は保たれているそうで、

大丈夫ですよ!と血管外科のドクター。


手術の時はがん浸潤のため腹腔動脈を切除、

そのため肝血流を確保しないと

命に関わる、ということで、

大腿被静脈という太い血管を

パッツンと切って移植し

動脈再建をして頂いた。


なので、鼠径から膝上まで傷があり、

お腹の長ーい傷と併せて

脱いだら結構な迫力がありまーす。


膵臓の半分と脾臓、胆のうは摘出し、

腹腔動脈からの枝はがんの浸潤により

切除されているので、胃に周っていく血流も

半分程度らしい。

おまけに放射線治療のダメージもあるし。


胃腸については

こいつ、あんまり仕事して

いないなぁ、という実感は常にあって

ぐるぐるぎゅるぎゅるイタタタ、と賑やか。


癒着の感じは消えない、というより

だんだんひどくなってるかな。

時々お腹や背中が攣ったりします。

 

それでも生きているからすごいですよね。

普通じゃないけど文句なんかありません。

感謝感謝です。


週末にはキノシタさん主催の

膵がん患者と家族の集いにzoomで参加予定。

毎回新しい知識や仲間との出会いが本当に支えとなります。

エコー検査に行ってみよう



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膵がん術後3年、色々怪しい感じに

なっています。


血尿があったので、

膀胱と腎臓のエコー検査です。


先生、ポツリと一言、

「あまりオシッコ溜まっていないなぁ」


先生、ごめんなさい。

張り切って朝から水を飲んでいたので、

検査の時間まで我慢できずにトイレに

行ってしまいました。

病院の待合でもガブガブ水を飲んだけど

膀胱まで届いていないのか、、、


エコー検査、膀胱はサラッと

なのに右の腎臓だけは念入りに

検査のプローブが行ったり来たり。

何かあるのかなぁ、、、


「すい臓がんの時は、背中痛かったですか?」

女医さんから優しい口調で問われ、

背中が痛くて横になれず、毎晩座ったまま寝ていた事をじんわりと思い出した。


そんな状態でもがんとは思いもしなかった。

我慢している間にがんを育ててしまったかも。


もっと早く動いていれば、

コンバージョン手術に希望をつなぐ、という

シビアな段階までいかなかったかも。


全国の背中痛い人、要注意ですよー!


もう一度言います


全国の背中痛い人、要注意ですよー!




ぼんやりしていたら検査は終了。


オシッコをたくさんコップに入れて細胞診へ。


まあ、結果がどうであれ、笑ってやり過ごす

基本的なスタイルを踏襲するのである。