ごろうさん、がんですって

すい臓がん術後に再発を繰り返しつつも、ココロの充実を目指すのであります

吐き気と痛み

ごろう

放射線治療は8時40分からスタート。

治療そのものはあっという間で、

何だか

近未来的な装置(昭和的なイメージね)

の中で、4箇所照射して終わる。


今日も離れたところで実習生が

見ている。

こらこら、挨拶くらい

しようね。

きっと彼女たちのお父さんと

自分が同世代だろうなぁ、って思う。

「お父さん、ガンだったらどう?」

なんて聞かないけどね。


だんだん照射部あたりに

ひきつれるような痛みが出てくる。

それから吐き気。

突然やってくる吐き気は

待った無し。

すごい勢いで

びゅー、って吐いてしまう。


途中下車も何回かあった。

リスのホホ袋みたいに

ほっぺた膨らまして

トイレに駆け込む。


痛みは身体をねじった時に

感じる筋肉痛のような、

ひきつれる感じが徐々に

強くなった。


そしてだるい。

人には決して伝わらない

このだるさ。

動けないのは

サボっているわけじゃないんだよ。


お腹も痛い。

気持ち悪いのもあって体重が

どんどん減っていく。


それでも治療の途中は

良いのです。

そこに集中していれば

良いのだから。


これが終わったらどうなるの?

ガンは小さくなるの?

手術なんてできるの?

すい臓にだけ放射線あてて、

転移しないの?

放射線治療が終わりに近づくと

どんどん不安が大きくなります。

放射線治療の始まり

ごろう

通院の抗がん剤治療を終え、

放射線治療に。

みぞおちのところに的みたいな

ばってんと線を引かれて

放射線治療開始。


25回のコースのために

通勤定期券を購入した。


地下の放射線科は他の外来とは

ちょっと雰囲気が異なり、

何だか重たい雰囲気。

携帯も圏外になっちゃうし。


この期間は、外来の棋士に

似た先生から離れてしまうので

不安もあったけど、

放射線科の女医さんは

とっても優しく、そして細やかな配慮

の行き届く、ステキな方でした。

同じように看護スタッフも丁寧で

ありがたかった。


キツかったのは放射線と併用の

TS1、服用早々に手足のビリビリ

と動悸、息切れが、、、


ネットや患者会で他の人の利用者

から、副作用はそんなに辛くない、

って聞いていただけにショック。


先が思いやられる。

ガン封じ

ごろう

ガン封じで有名なお寺がある、と

ネットで見て、それならばと出かけてみた。マスクをして、帽子を被り杖をつき、なのに服装だけ若者ぶっているので、チグハグ感が何とも不気味である。


電車、バスを乗り継いでたどり着いたのは、川沿いのコンパクトなお寺であった。

とにかくお札やお守り、そして封じ箸なんていうものまで手に入れたのであった。


次のバスの時間まで、河川敷で風に当たってみる。暑さの中の爽やかさに、また来年もこの風を感じたい、、、と思ったような気もする。


実際には、あの時は身体が痛くて、歩くのが大変で、

もうここで良いから横になってしまいたい、、というのが本音だったでしょうか。