ごろうさん、がんですって

すい臓がん、肺がんの術後に、ココロとカラダの充実生活を目指します。

受診のちマギーズ東京

ごろうのブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
術後から半年ごとの検査(造影CT検査)で、結果も良好に経過しているごろうですが、3回目の検査(1年半経過)で、「肺に何やら、、、」
主治医は「大丈夫だと思いますよ!」と明るくおっしゃるものの、次の検査は半年後ではなく3か月後に、、、


何だかモヤモヤします。


「緊急」という感じでもない、この3か月という様子見の待ち時間、、、


会計待ちの間にネットで調べると、すい臓がんはその血流からやはり肝臓への転移が多いものの、後方(背中側)の神経叢などにがんの浸潤がある場合には、肺への転移の症例報告があることを見つけてしまい、むむむ、これは自分のパターンだ、という感じになってしまった。


まだ何も確定しないのに思い悩んでも仕方ないよね、、と自分に言い聞かせつつ、でも自宅にまっすぐ帰ることはなく、豊洲のマギーズ東京に向かってしまう。


マギーズ東京は「がんになった人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとりもどせるサポートもある。それがマギーズ東京です」なんていう風にホームページで紹介されており、がん患者や家族が無料でサポートを受けることが出来る場所です。


コロナの今は電話で利用について問い合わせが必要ですが、自分はがんになってからずっとお世話になっています。ふらりと立ち寄って何となく本を読んで過ごしたり、自分が「話したい、聞いてもらいたい」と思った時には、がんの専門家であるナースや心理のスペシャリストが話を聞いてくれます。またある時は男性患者の集団プログラムに楽しく参加したり、そして「何もしない」ことも許されている場所なのです。ロケーションもとても素敵で、ゆっくりと時間をかけてがんと向き合うことができます。興味のある方はぜひ検索してみてください。


結局、心配なことは少しだけ聞いてもらい、、自分ががんになって作った「やりたいことリスト」を順調に進めていること、コロナのテレワークのどさくさに紛れてウーバーイーツの配達員デビューを果たし、アスリート化していることなどをゲラゲラ笑いながら話し、気分スッキリして家に帰ることが出来た。いつもありがとうございます。

まあ、なるようにしかならないし、悪いカードを引いたとしても、こうやって、家族を始め、いろいろな人に相談して助けてもらいながら毎日を充実させて過ごしていけそうな気がしている。


がんになって実感したことは、家族やプロの人、がんの仲間たちに「素直に助けてもらうこと」の大切さ、ですね。ホント、楽になります。