ごろうさん、がんですって

すい臓がん、肺がんの術後に、ココロとカラダの充実生活を目指します。

「膵臓がん患者と家族の集い」Web交流会に参加

ごろうのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。


今日はZoomを使った「膵臓がん患者と家族の集い」に参加しました。コロナの影響が理由であるとは言え、こういう形の患者同士のコミュニケーションもあるのか、すごいすごいと感心してしまった。


サブノートパソコンでエントリーしたものの、音声が途切れ途切れになってしまい、途中からメインパソコンに切り替えるという失態、、、ホストのキノシタさん、参加者の皆さんに迷惑をかけてしまった。ほーんとすいません。


仕事ではサブノートPCでプレゼンしたり、書類を作ったりと不便を感じたことはなかったので、何の疑いもなくエントリーしたけれど、終了後に改めてサブノートのスペックを確認し、これじゃダメかもと実感した。後の祭りですが。


参加者はホストのキノシタさん、サポーターの皆さん、患者と家族(遺族)、そして押川先生でした。
参加者のお話を聞き、あらためて膵臓がんのシビアな面を思い出した。現在、経過観察中の自分はちょっとお気楽になっていた。


いろいろな話題があったが
「何をモチベーションに生活しているのか、、」という、ご家族の問いには
・何か役に立てることを見つける
・治療にばかり目を向けない
・覚悟を決める、そして何ができるかを考える
(今日できること・これからやることをリストアップする)
などなど色々意見・アドバイスがありました。


でも、すい臓がんはがんの中でもシビアで、告知を受けた患者があまり前向きに考えることは難しいですよね。痛み、副作用、どんどん募る不安、、、
そんな時に思考をプラス方向にシフトさせるのは難しい、、、


「我慢できないわけでもないが、痛みが、、、」という参加者には押川先生から、痛みについては早くから医療用麻薬を処方してもらうことを助言されていました。


これは自分に当てはめるとすごく納得です。初めて受診した時には背中が痛くて痛くて、夜は座って寝るほどの状態でしたが、医療用麻薬を服用してとてもとても楽になった。 痛みから少しでも解放される時間があると、ようやく眠ることができるし、「前向き」とまではいかなくても少し落ち着いて自分の状況を考えることができるようになります。
「麻薬」、、と聞くと怖い気持ちもありましたが、結果本当に助かった。
「痛みのあるがん患者が普通に使うものだ」と医師を始め、医療スタッフがちゃんと説明してくれたのが良かった。もちろん厄介なくらいの便秘とかありますが、「これもそういうものだ」と下剤を使えばよい事。
すでに「がん」になってしまっており、健康な人からは考えられないくらい被爆し、造影剤の「アツい思い」を繰り返し、抗がん剤という劇薬を使っているので、下剤が増えることくらいで神経をとがらせる必要はない。痛みを忘れ、がんの呪縛から逃れる時間が増える方がよっぽど良い。なーんて今だから言えるか。


私は今、抗がん剤も処方されておらず経過観察中。
術後の後遺症はあるものの、がんを忘れている時間も増えてきました。
再発はあると常に思っています。主治医も穏やかにするどくそう言ってるし。
でも悪い状況を考えてその準備はしつつ、夢と希望も持っていきます。
とりあえずがんを忘れる瞬間がある今のうちにやっておきたいことがいっぱい。
(今は)しっかり前を向いているのであります。


コロナの影響もあり、経済状況は厳しいものがありますが、とりあえずお金をかけずにできること、人の少ない時間でランニングして体を鍛えておきましょう。


そうそう、交流会の後に職場とZoomを使ってやりとりし、今度はiPhone使ったら音声クリア!何ということでしょうか。今度はスマホで参加しよう。


ホストのキノシタさん、サポーターの皆様、参加者の皆さん、今日はありがとうございました。